話の「深さ」は、人間の「深さ」である。

なぜ、あの人の話はいつも「浅い」のか?話しぶりは流ちょうでも、実は中身のない話をとうとうと話している人がいるものです。
そういった人たちは、まわりがいくらうんざりしていようとも、「浅い話」を繰り返し、最終的には、「浅い話」をする「底の浅い人」という評価をされるようになってしまいます。

一方で、「深い話」ができる人は、「あの人の話は示唆に富んでいる」、とまわりから好感をもたれることが普通です。思慮深く、ものごとの本質を知っている印象もありますので、周囲からは「深い人」として一目置かれることになります。

はたして私たちは、その人の話のどこに、
「浅さ」や「深さ」を感じるのでしょうか。

いつも「話が浅い」人、なぜか「話が深い」人
著/斎藤孝
詩想社
1100円(税込)
2023年2月16日 発売
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192P 新書
ISBN 9784908170331